専業主婦のブランク、職務経歴書にどう書く?私が実際にやったこと。
職務経歴書を書こうとして、最初に気づいたこと。
「自分の強み、何も思い浮かばない。」
ブランクが5年を超えると、昔の自分と今の自分のギャップが大きすぎて、職務経歴書を書く手が止まります。「ブランク中に書けることがない」「ずっと立ち止まっていたような気がして何をしていたんだろう」と思い始めると、どんどん落ち込んでいき、悪循環。
前向きに書きましょう、とよく言われます。でも実は、それがそもそも難しい。
そこから私がどうやって職務経歴書を完成させたか、正直に書きます。
まず、昔の職務経歴書を探した
最初にやったことは、パソコンとGmailの中を漁ることでした。
専業主婦になる前に転職活動をしていたことがあって、そのとき作った職務経歴書がGmailの添付ファイルとして残っていました。
ただ、ファイルを開いてみると、書き足せるものがほとんどないことに気づきました。ブランク中に職歴として書けることがないのです。それがまた、「この5年間、自分は何をしていたんだろう」という気持ちに拍車をかけました。
それでも、ゼロから書き直すよりははるかに楽でした。昔の自分が書いてくれた文章を土台に、少しずつ手を入れていきました。
※ もし今お仕事をされている方がいれば、転職を考えていなくても職務経歴書は随時更新しておくことをおすすめします。いざというとき、本当に助かります。
昔の職務経歴書がない場合は、まず転職エージェントに相談してみてください。例文やテンプレートを共有してくださったり、「こういう観点で思い出してみてください」と一緒に考えてくれる担当者もいます。一人で悩むより、ずっと早い。当時の名刺・メール・プロジェクトの記録など、手がかりになるものをかき集めながら作っていくのもおすすめです。
ブランク期間は短く書いて、面接の質問ポイントにした
ブランク期間の書き方は、あえてシンプルにしました。
「家庭の事情により退職。育児に専念。」程度の短い記載にとどめて、詳しい説明は書きませんでした。
理由は2つあります。ひとつは、書きすぎると言い訳のように見えてしまうこと。もうひとつは、あえて書かないことで面接官に質問させるためです。
「なぜブランクがあるんですか?」と聞かれれば、そこから会話が生まれます。答えを準備しておけば、質問が来るほど自分のペースに持ち込める。書類で全部説明し切るより、面接で話した方がニュアンスが伝わりやすい。ブランクの記載を短くすることは、面接対策を楽にするための作戦でもありました。
ブランクの面接での説明の仕方については、こちらの記事にまとめています。
応募先によって、強調するポイントを変えた
職務経歴書は1種類ではなく、応募先に合わせて3パターン用意していました。
① 専門職として応募するとき
専門職の資格は、それ自体が強力な武器になります。ブランクがあっても、資格があれば「働ける」と判断してもらえることが多い。このパターンでは資格を前面に出し、それ以外の情報はシンプルにまとめました。
また、資格を活かして働いていた経験は期間が短くても、きちんと記載するようにしました。②や③のパターンでは省いていた職歴も、このパターンでは入れています。
② 専門分野の関連業界に応募するとき
こちらは専業主婦になる前に働いていた分野に近い業界への応募なので、その頃の経験を厚めに書きました。資格だけでなく、「この業界を知っている人材」として見てもらうための工夫です。
③ 事務職・経理職に応募するとき
ここで活きたのが、簿記1級の資格でした。
会社員時代、フルタイムで働きながら簿記1級を取得していました。これを職務経歴書に書くとき、資格名だけでなく「フルタイム勤務と並行して取得」という一文を添えるようにしました。フルタイムで働きながら難関資格を取れる人は、努力できる人だと見てもらえます。
資格は「取った事実」だけでなく、どういう状況で取ったかを一緒に書くと、印象が変わります。
共通して意識したこと
書式はWordで、エージェントからもらったテンプレートをベースにしました。不要な項目は削除して、書けることはできるだけ書き込む。空欄を作らないよう、自分の伝えたいことを詰め込んだ職務経歴書にしました。
「全部書かなければいけない」という思い込みは捨てました。応募先に関係のない情報を詰め込んでも、読まれません。相手が何を求めているかを考えて、強調するポイントを変えることが、ブランクをカバーするより効果的でした。
まとめ
- まず昔の職務経歴書を探す。なければエージェントに相談しながら作る
- ブランク期間は短文でOK。面接で質問させるポイントをあえて作る
- 資格は「取った状況」も一緒に書くと伝わり方が変わる
- 応募先の業種が異なる場合は、職務経歴書を数パターン用意する
- 書式はWordで十分。空欄を作らず、書けることを詰め込む
最後に、もし既に働いていてこの記事を読んでくださった方がいれば——今すぐ転職を考えていなくても、職務経歴書は定期的に更新しておくことをおすすめします。私自身、できていないので偉そうなことは言えないのですが、一緒に心がけましょう。