専業主婦のブランク、面接でどう説明する?私が実際に使った伝え方。
再就職の面接では必ず聞かれる、と想定していました。だから答えを入念に準備していきました。ブランクについての質問は、どの面接でも必ず来ました。準備しておいて、本当によかったと思っています。
その1:私の場合の説明の仕方
私は、こう説明しました。
「夫の仕事の都合で退職し、2人の子どもを出産・育児をしていました。子どもを預ける環境が整っていなかったため就労を断念していましたが、環境が変わったことをきっかけに、改めて働こうと決めました。」
詳細な質問を受けた場合に備えて、更に以下の3点について、明確に説明できるように準備しました。
1.なぜ辞めたか → 夫の仕事の都合、という明確な理由があったのでそれ以上は突っ込まれませんでした
2.その間何をしていたか → 出産・育児、これは説明不要なくらい伝わりました
3.なぜ今なのか → 環境が変わった、という具体的なきっかけを説明できるように準備しました
いずれも言い訳にならないように、「だから今働きたいと考えた」ことを前向きに伝えました。 この1〜3の3点を整理しておくだけで、説明がぐっとスムーズになると思います。ブランクの長さより、「理由が明確かどうか」の方が面接官には重要です。
その2:面接に落ちたことがあります
正直に書きます。面接に落ちたことがあります。
そのうちの1回はフィードバックをもらえて、理由は「社会人としてのスキル不足」。名刺のもらい方、お辞儀の仕方など、働いていた頃は当たり前だったことが、自然に出てこなくなっていたようでした。
この経験から気づいたことがあります。ブランクがある分、「この人、仕事できそう」と思わせる振る舞いが大切だということ。言葉でブランクを説明する以上に、所作や態度でカバーできる部分があると思います。
ブランクを口で説明しなくても、「この人、社会人としてちゃんとしているな」と感じてもらえれば、面接官の中でブランクが気にならなくなります。説明もできて、社会人としてのスキルも問題なければ、ブランクに対する懸念も下がってくるのではと思います。
私自身はこの失敗をきっかけに、面接のマナーを一から見直しました。敬語、お辞儀、名刺のもらい方。久しぶりすぎて抜けていたことを、一つひとつ思い出していきました。
専業主婦の期間が長ければ長いほど、社会人としての感覚は少しずつ薄れていきます。ブランクを説明する言葉を準備するのと同じくらい、所作を思い出す時間も取っておくことをおすすめします。(→面接前の準備についてはこちらの記事に書いています)
その3:ブランクの「語り方」と、武器の作り方
育児中に何か特別なことをしていなくても、大丈夫です。
たとえば、「何もしていなかった」を「育児に専念していた」と言い換えるだけで、印象は変わります。さらに一言添えるなら、
「2人の子どもを育てながら、段取りよく動く力がついた」 「限られた時間の中で優先順位をつける習慣がついた」
など、育児から引き出せることは誰にでもあります。特別なエピソードがなくても、ブランクを「空白」ではなく「期間」として語れれば十分です。
更に「もしブランクの期間に続けていたことがあれば」、それは武器になります。
私の場合、育児中に子どもと一緒に英語の勉強を続けていました。結果的にそれが入社後に武器になりました。
ブランクがあっても負けない武器を1つ作っておくこと。今ならITやAIのスキルも有効だと思います。大切なのは「その会社で働いている人が持っていないかもしれないもの」を意識することです。自分が全部できなくても、周りの人が苦手なことを補える存在になれれば、ブランクは関係なくなります。
もし今、転職を考え始めたところなら——今から始めたことが、数ヶ月後の面接では「ブランク中にやっていたこと」になります。
まとめ
ブランクのある専業主婦が面接で準備しておくことは、この3つです。
- なぜ辞めたか・ブランク中何をしていたか・なぜ今なのかを整理しておく
- 面接マナーを事前に確認しておく
- ブランクを「空白」ではなく「期間」として語る、武器を準備しておく
完璧に準備できなくてもいいです。ゆっくりでいいので、まず一歩、動いてみてください。