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再就職の志望動機、どう書いたか。書く前に人と話したら、言葉が出てきた。


志望動機を書こうとして、手が止まったことがあります。

いや、正確には——書こうとする時間を作ること自体が、まず大変でした。

子どもがまだ小さかった。PCに触れるのも久しぶりだった。夜は頭が働かないし、寝かしつけで寝落ちすることもある。一時保育や保育園の合間を使いながら、結局夜も使いながら、なんとか準備していきました。


最初は「今じゃなくてもいいかも」と思っていた

書類を書く前に、そもそも「なぜ今働くのか」が自分の中で定まっていませんでした。

今でなくてもいいかも、という気持ちが正直ありました。子どもはまだ小さい。もう少し大きくなってからでもいいんじゃないか。

その考えはぼんやりしたままで、言葉にはなっていませんでした。


先に人と話した

まずは人に相談しました。身内には「働こうかな」という大まかな気持ちは話しましたが、細かな点はあえて話さないようにしていました。

身内から「家庭にいてほしい」という気持ちで言葉をもらってしまうと、動けなくなってしまうのが怖かったから。考えすぎだったかもしれませんが、自分の気持ちだけと向き合いたくて、具体的な相談は第三者にだけするようにしていました。

身内に何を言われても気にならない方は、気にしなくていいと思います。でも私のように、身内の一言で引いてしまう可能性がある方——特に専業主婦の方は、家族のために自分の時間を使ってきた方が多いので、身内に何か言われると動けなくなってしまう方もいるのではないかと思います。身内の方も深く考えずに発した一言が、知らずストッパーになってしまうことがあります。

そういう方は、最初の相談を第三者にしてみることをおすすめします。

最初に動いたのは、東京しごとテラス(女性しごと応援テラス)の無料セミナーへの参加でした。そこから個別相談も利用するようになり、並行して数人の転職エージェントにも相談して、実際に会ったりWeb面談したりしました。

しごとテラスの相談員の方は、就職を斡旋することでお金をもらう立場ではありません。様々な可能性を踏まえて、私にとって本当にどんな働き方が合っているのかを、一緒に考えてくださいました。

アルバイトから始めるソフトランディングも選択肢としてあるけれど、アルバイト・パートが長く続くとそういう人と見られてしまう。将来的に正社員として働きたいのであれば、正社員になるまでの期間は短い方がいい——そういうアドバイスもいただきました。

転職エージェントとの面談でも、多くのアドバイスをいただきました。エージェントの紹介でキャリアアドバイザーさんとの面談を無料で受けさせていただいたこともあります。

しごとテラスでも、エージェントでも、共通していたのは——人と話す中で、自分の気持ちを引き出してもらえたということです。一人で考えているだけでは出てこなかった言葉が、話すことで形になっていきました。


話す中で、言葉になっていった

話す中で、少しずつ言葉になっていきました。

再就職は早い方がいい、とアドバイスをもらいました。未経験の職種への応募も考えていたので、年齢的なことも含めた話でした。下の子も保育園に入れる目処が立ちそうだった。引っ越しも一段落した。タイミングとしては今だ、という気持ちが固まっていきました。

この「保育園の目処が立った、引っ越しが一段落した」というのは、「なぜ今か」を説明するうえで非常に伝わりやすい言葉でした。面接官が「あ、今なんだね」と腑に落ちてくれる理由。抽象的な言葉より、自分の生活の中にある具体的な変化の方が、ずっと説得力があります。

「なぜ今か」を考えるとき、きれいな言葉を作ろうとしなくていいと思います。自分の今の状況の中で、何かが変わったタイミングを探す。それが面接官にとっても、納得できる答えになります。


志望動機で手が止まったら、書く前に話してみてほしい

志望動機で手が止まる人は、いきなり書こうとするから止まるのかもしれない、と今は思います。

私の場合は、先に話していたから書けた。「なぜ今か」がすでに自分の言葉になっていたから、書類に落とすのはそれほど難しくありませんでした。

書く前に、まず誰かに話してみる。エージェントでも、しごとテラスのような支援機関でも。それだけでずいぶん変わると思います。


志望動機は3つの軸で整理した

実際に書いたのは、この3つです。

  • なぜ今か
  • なぜこの業界か
  • なぜこの職種か

「なぜこの会社か」ではなく「なぜこの業界・職種か」にしたのは、複数の会社に応募していたから。どこでも使えるよう、会社ではなく自分の軸で書きました。

「なぜ今か」は、人と話す中で固まったもの。「なぜこの業界・職種か」は、自分のこれまでの経験と照らして書きました。

ただ、未経験の職種に応募することもありました。その場合は、まったく無関係というわけではなく、今までの経験とどこかでつながっている部分を探して、そこを軸に書くようにしました。「経験はないけれど、こういう理由でこの職種を希望している」が相手に納得感を持って伝わるように意識しました。

「未経験です」だけでは終わらせない。なぜ未経験でもこの職種なのかを、自分の言葉で説明する。それが、読む側の納得につながると思っていました。


まとめ

  • 子育て中に書類を準備する時間は、一時保育・保育園の合間と夜を使った
  • 最初は「今じゃなくてもいいかも」という気持ちがあった
  • 身内への相談は大まかにとどめ、具体的な相談は第三者(エージェント・しごとテラス)に
  • 第三者と話すうちに「なぜ今か」が少しずつ言葉になっていった
  • 「なぜ今か」はきれいな言葉より、生活の中の具体的な変化を探す
  • 志望動機で手が止まったら、書く前に人と話してみる
  • 「なぜ今か・なぜこの業界か・なぜこの職種か」の3つで整理した
  • 未経験職種には、過去の経験との接点を探して根拠を作った

東京しごとテラスについてはこちらに詳しく書いています。

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5年以上の専業主婦期間を経て再就職したシングルマザー。子育てと仕事の両立、不安だった転職活動、家計のことなどを実体験ベースで発信しています。

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