専業主婦の職務経歴書テンプレート|
5年以上のブランクから再就職した実例
私は5年以上の専業主婦期間を経て再就職しました。
職務経歴書を書こうとしたとき、一番困ったのは「ブランクが長すぎて何を書けばいいかわからない」ことでした。
ネットにはテンプレートがたくさんありますが、同じような状況の実例はなかなか見つかりませんでした。転職エージェントに相談してテンプレートをもらえたものの、それをもとに自分で作り込んでいく過程が、正直一番大変でした。
この記事では、私が実際に提出した職務経歴書の構成をそのまま紹介します。
📋 この記事でわかること
- 実際に使った職務経歴書の構成(4ページ)
- ブランク期間をどう扱ったか
- ブランク期間の書き方
- 自己PRに何を書いたか
- テンプレートとして使える全体像
🩷 私の場合
- 専業主婦期間:5年以上
- 応募職種:正社員
- 職務経歴書:4ページ構成
- 結果:書類選考を通過し、再就職につながりました
全体の構成:4ページ
私の職務経歴書は、結果的に4ページになりました。
P1
職務要約・学歴
- 職務要約(5〜6行)
- ブランク期間の経緯
- 学歴
P2
職務経歴(表形式)
- 会社ごとに表で記載
- 概要+心がけたこと・実績
- アルバイトは入れない
P3
活かせる経験・資格・その他
- 応募先で使えるスキル
- 資格(取得状況も添える)
- 英語スコア・受賞歴など
P4
自己PR
- トピックを3つ立てる
- 各トピックに詳細を書く
ページ数に決まりはありません。
まずは書けるだけ書いて、人に見せながら削っていけばいい、と思って書いてみてください。
P1:職務要約・学歴
職務要約(5〜6行)
最初のページの一番上に、職務要約を置きました。
職務経歴を5〜6行で簡潔にまとめたものです。「いつ、どの会社で、どんな仕事をしていたか」を流れで読めるように書きました。詳細や実績はP2以降で書くので、ここではまず経歴の流れをつかんでもらうイメージです。
書いた内容:
- 前職の会社名・職種・在籍期間の概要
- どんな業務を担当していたかの要点
- P2の職務経歴(正社員)には入れなかったアルバイト経歴を1行で触れる
- ブランクの経緯を1〜2文で自然に織り込む
ブランクの具体的な書き方は、後の「ブランクの書き方」セクションにまとめます。
学歴
大学名・学部・卒業年を記載。特別なことは書かず、事実だけです。
P2:職務経歴(表形式)
ここが職務経歴書の核心です。
表の構成
会社ごとにブロックを作り、その中を表形式で2列にしました。実際の見た目はこんなイメージです。
○○株式会社(20XX年X月〜20XX年X月)
| 期間 | 職務内容 |
|---|---|
| 20XX年X月〜20XX年X月 | 【概要】○○部門にて経理業務全般を担当。月次・年次決算、請求書管理など。 【心がけたこと・実績】業務フローの改善提案を行い、処理時間を短縮した。 |
| 20XX年X月〜20XX年X月 | 【概要】部署異動により、○○業務を担当。 【心がけたこと・実績】チームの新人育成も兼任し、マニュアルを整備した。 |
部署異動や業務内容の変化があったときは、行を分けて記載しました。
📝 書くときのポイント
職務内容は2段階で書きました。
①【概要】:何をする仕事だったかを1〜2文で
②【心がけたこと・実績】:ただ仕事をしていたのではなく、何を意識して、何につながったか
「どう考えて動いたか、何を生み出したか」まで書くと印象が変わります。
私が意識した切り口:
- 実際の業務経験:志望職種と重なる経験があれば、そこを具体的に
- 新しい道を切り開いた経験:改善提案をした、仕組みを作った、新しいことに挑戦したなど
- 人を巻き込んで仕事をした経験:チームで動いた経験、誰かを引っ張った経験
どんな仕事も最終的には人と一緒に進めていくもの。チームや周囲との関わり方は、職種を問わずアピールになります。
ブランクの書き方
職務経歴書で一番悩む部分だと思います。私がどう対処したかをまとめます。
P1の職務要約に自然に織り込む
ブランクの経緯は、P1の職務要約の流れの中にさらっと入れました。
🩷 私の場合|ブランクの書き方例
転居などの事情により○○株式会社を退職後、5年以上育児に専念。 子どもの保育園入園を機に○年○月より再就職。
ブランク中に「これをやっていました」と胸を張って言えるものが特にあったわけではなかったからです。子育てで精一杯で、リスキリングや資格取得を積み重ねていたわけでもない。だから目立たせず、職務要約の流れの中にさらっと入れるだけにして、詳しい説明は面接で口頭で聞かれたら答える形にしました。
私の場合、専業主婦期間中に短期間アルバイトをしていた時期がありました。P2の職務経歴には正社員のみを記載したので、そのアルバイト経歴もここ(職務要約)で1行だけ触れるにとどめました。
一方、ブランク中にボランティア活動や資格取得、継続的な学習など、アピールできることがある方は、職務要約の中でそこを前面に出してもいいと思います。ブランクの書き方に「これが正解」はないので、自分の状況に合わせて選んでみてください。
P2の職務経歴では基本的に触れない
P2の表では、ブランク期間について一切触れませんでした。
年が飛んでいますが、静かに、年だけ記載する形にしました。P1の職務要約で先に書いているので、P2で改めて説明する必要はないと判断しました。
もちろん、ブランク中にボランティア活動等で書けることがある方は、ぜひ書いてください。
アルバイト経歴の扱い
アルバイトの経歴は、あえてP2には入れませんでした。
私は正社員での再就職を希望していました。東京しごとテラスの個別相談でも、こんなアドバイスをもらっていました。
📌 東京しごとテラスでもらったアドバイス
正社員として採用されたいなら、アルバイトやパートの期間は長くない方がいい。そういう人として見られてしまうから。
アルバイト経歴は職務要約だけに入れて、P2の職務経歴では正社員に絞って書くのも1つの手段かもしれません。とはいえ、アルバイトも立派な職務経歴で、書き方によっては武器になり得ます。人それぞれ違うところかと思いますので、一旦入れてみて、転職エージェントに見せ方を相談してみてください。
P3:活かせる経験・資格・その他
3つのブロックに分けて書きました。
活かせる経験・知識・技術
前職の経験の中で、応募先でも使えると思ったスキルをまとめます。職務経歴の詳細はP2に書いているので、ここでは応募先視点で「使える」ものだけを抽出してリスト化しました。
資格
持っている資格をすべて記載しました。ただ、実は提出した時点では「いつ取ったか」までは書いていませんでした。面接の中で話題になったとき、書いておけばよかったと思いました。
📝 書くときのポイント
資格には「いつの状況で取ったか」を一言添えると伝わり方が変わります。
例:「フルタイム勤務と並行して取得」「育休中に取得」。
専業主婦の時期に取った資格も、立派なアピール材料です。ぜひ入れてみてください。
その他
ここに入れたもの:
- 英語スコア(TOEIC等)
- 社内受賞歴:前職での受賞はすべて書きました。賞の大小よりも、受賞した事実があることが伝わればいい
- 自己研鑽として取り組んだこと:専業主婦期間中に勉強したこともこちらに
「資格」の欄に入れるほどではないけれど、書いておきたいことをここに集めました。
P4:自己PR
最後のページが自己PRです。
3つのトピックを立てる
自己PRは、大きなトピックを3つ立てて、それぞれに詳細を書く形にしました。
箇条書きで並べるのではなく、トピックごとに見出しをつけて段落で書くことで、読みやすくなります。
📝 書くときのポイント
トピックの選び方:
- 応募先で役に立ちそうな強みを3つ選びました
- 「専門性・行動力・人との仕事」など、異なる角度から刺さりそうな強みを選ぶと印象が広がります
ブランクがあっても、書ける
✅ 実際にやってみてわかったこと
「書けることが何もない」と思っていたのに、構成を決めて書き始めたら4ページになっていました。書けないのではなく、書き方がわからなかっただけでした。
まとめ
- 職務経歴書は4ページ構成(職務要約・学歴→職務経歴→資格等→自己PR)
- P1の職務要約は5〜6行。採用担当者が最初に読む場所
- P2の職務経歴は表形式。「概要+心がけたこと・達成したこと」まで書く
- ブランクは職務要約の文章の流れの中に自然に織り込む。アピールできることがあれば前面に出してもいい
- 社内受賞歴・英語スコア・自己研鑽はP3の「その他」に入れる
- 自己PRはトピックを3つ立てて、それぞれ詳細を書く
職務経歴書そのものの考え方・履歴書との違いはこちら。
職務経歴書って何?履歴書と何が違うのか、再就職前に知っておきたいこと。
ブランク期間の書き方の詳細はこちら。
専業主婦のブランク、職務経歴書にどう書く?私が実際にやったこと。
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