専業主婦だった私が再就職を決意したあと、最初にやったこと3つ。
再就職しよう、と決めた日。最初に何をするかで、その後のスピードが変わると思っています。
私の場合、最初の一歩は意外なところからでした。
その1:まず、ヘアサロンへ行く
転職を決めて、最初にしたのはヘアサロンの予約でした。
子どもが生まれてから、美容院はずっと後回しにしてきました。行く時間も、気力も、なかなか持てなくて。気づけば何ヶ月も伸びっぱなしのままでした。
でも、再就職活動をするなら話は別です。面接の場で、ボサボサの髪はだらしない印象を与えてしまいます。まず身だしなみを整えることが、面接対策の第一歩でもあると思いました。
子連れOKのサロンを探して、託児付きのところを見つけました。
当日、まずは託児室へ。おもちゃがたくさん並んでいて、子どもの目がキラキラしました。「あ、おもちゃいっぱいあるね〜楽しそう!」一緒に少し遊んで、頃合いを見て声をかけました。
「じゃあママ、髪切ってくるね。そこにいるからね〜、ばいばい。」
…あれ?泣かない。
きょとんとした顔で、また手元のおもちゃに戻っていきました。意外と大丈夫そうで、少し拍子抜けしました。生まれてからずっと私にべったりで、他の人に懐くなんて思っていなかったんです。少し寂しくて、でもすごく安心しました。これから面接のたびに一時保育を使う予定だったので、その練習にもなりました。
鏡の前で、久しぶりに自分と向き合った
ヘアカットをしてもらいながら、気づいたことがありました。
子どもと離れて、一人で座っている。雑誌をゆっくり読んでいる。自分の顔をこんなにじっくり鏡で見るのは、いつぶりだろう。
育児中は、自分のことを後回しにしすぎていました。それが当たり前になりすぎていて、気づいてすらいなかった。でも美容院に来てみて、はじめて我に返りました。
もう少し、自分の時間を取っていいんだ。
きれいにしてもらって、素直に嬉しかった。「私、大丈夫。」そう思えました。それだけで、次の一歩が軽くなりました。
その2:履歴書を準備する
次にしたのは、履歴書の見直しでした。
私のブランクは、職歴欄に記載できる仕事だけで数えると5年以上ありました。以前まとめた経歴書のファイルが残っていたので、まずはそれを引っ張り出して見返すところから始めました。
ブランク期間をどう書くか
専業主婦の期間、職歴欄には何も書けません。でも「何もしていなかった」わけではない。子育てをして、家庭を守って、慣れない環境の中で必死に生活を回していました。
履歴書には、妊娠出産と育児に専念していたことをシンプルに記載しました。説明が必要な部分は、面接の場で口頭で補足する方針にしました。「書ける範囲で書いて、あとは面接で正直に話す」という割り切りが、意外と気持ちを楽にしてくれました。
エージェントに添削してもらった
転職エージェントに登録したあと、担当者に履歴書を添削してもらいました。
志望する職種が少しずつ異なっていたので、会社ごとに履歴書の内容を少しずつ変えました。同じ経験でも、どこを強調するかで印象がかなり変わります。エージェントのフィードバックは、そういう視点を与えてくれました。
自分一人では気づけなかったことが多かったです。無料で使えるサービスなので、エージェントへの登録と履歴書の添削は早めにやっておくことをおすすめします。
その3:地域の就労支援イベントに参加する
就労支援イベントへの参加は、履歴書の準備と並行して、あるいはそれより少し早い段階でした。エージェントへの登録と同じ時期に、まず外に出てみようと思って参加しました。
どんな内容だったか
結婚・妊娠・出産などで離職した女性が、再び働くことを支援する内容でした。
印象に残っているのは、見た目に関するセクションです。面接での服装やメイク、第一印象の作り方を教えてもらいました。
「そうか、久しぶりに働く場に出ていくなら、そういうことも意識しないといけないんだ」と改めて気づきました。学ぶほど、なんとなくワクワクしてきました。おしゃれとか見た目とか、育児中はすっかり頭になかったので。
企業の話も直接聞けた
イベントには、再就職者向けに採用活動に来ている企業のブースもありました。企業側も、ブランクのある方を採用したいとわかった上で来ているので、マッチしやすい雰囲気がありました。
私の場合は、思っていたよりも早い段階で採用をいただいたため、このルートでの就職にはなりませんでした。でも、イベントの場で直接話を聞いて、そのまま採用につながる方もいそうだと感じました。幅広く選択肢を見たい方には、有効な機会だと思います。
託児が思ったよりしっかりしていた
参加前に一番不安だったのは、託児のことでした。私以外の保育士さんに預けることが初めてで、どんな環境なのか心配でした。
行ってみたら、専門の託児会社が入っていて、場所も広く、スタッフも複数いました。子どもは楽しそうに遊んでいて、拍子抜けするくらいあっさりしていました。こういうイベントの託児は、慣れていないと不安ですが、一度試してみると次から気楽に使えるようになります。
「準備」が、気持ちを変えてくれた
再就職を決めたとき、「自分にできるのか」という不安がずっとありました。
でも、ヘアサロンで自分を整えて、履歴書に向き合って、イベントに参加してみた。小さな一歩を重ねるたびに、「できるかもしれない」という感覚が少しずつ育っていきました。
準備は、スキルを上げることだけではありません。自信をつけることも、立派な準備です。
まず一つだけやってみてください。私はヘアサロンからでした。
まとめ
- 再就職を決めたら、まずヘアサロンへ。身だしなみを整えることが、最初の面接対策になる
- 子どもと離れて自分だけの時間を持つことで、「自分の時間を取っていい」と気づけた
- 履歴書のブランクは、書ける範囲で記載して、細かい説明は面接で補足する方針でOK
- 志望職種ごとに履歴書を微調整する。エージェントの添削が参考になった
- 就労支援イベントは、面接対策・企業との直接接触・同じ立場の人との交流ができる貴重な場
- 託児付きのイベントは多い。不安でも一度試してみると、次から使いやすくなる
ブランクを職務経歴書にどう書いたかはこちら。
再就職の流れ全体はこちら。